五月人形

五月人形の処分方法は?適切な処分方法3つご紹介

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五月人形 兜

5月5日は端午の節句で、男の子の健やかな成長を祈って五月人形を飾ります。
我が子の成長を見守ってくれた五月人形をそのまま処分して良いものかどうかお困りの方に供養や処分方法を5つまとめてみました。
ぜひご参考にしてください。

五月人形は適切な方法で処分しましょう

五月人形 甲冑

五月人形は男の子に降りかかるさまざまな災いや厄を祓い、健やかに成長できるよう見守ってくれるとされています。
また災厄を免れる人形(ひとがた)を表しているともいわれており、授かった子どもを神様に報告する役目を担っているとも考えられています。

人形とは奉書紙(ほうしょし・ほうしょがみ)を人の形に切って作ったもので、人の見代わりの役割を果たすものです。
古来より人は生きている間に霊が憑依すること(憑代=よりしろ)があると恐れられたことから、我が子の身代わりとして降りかかる災難を五月人形に託してきました。
そのためも子どもが成長してもう飾らずにしまい込んでいるなら、身代わりとして災厄を受けていただいた五月人形の魂を供養し、処分することが大切です。

今も古くなったものや役目を終えた五月人形を供養してからお焚き上げするのは、人形に宿った魂に安らかな眠りについてもらうことやこれまでの成長を見守ってくれたことへの感謝を表するためでもあるのです。

五月人形について詳しく知りたい方はこちら:五月人形の基礎知識!兜や弓を飾る意味について|吉徳大光

五月人形の処分を考える時期

端午の節句に飾る五月人形にも、ひな祭りで飾る雛人形と同様に処分する時期が特に決まっているわけではありません。
男の子が立派な大人になっても、結婚して家を出ていくまでは災厄から守っていただけるようにとの願いから飾り付けをしているご家庭もあります。

しかし、段飾りを作り人形や兜、武者人形を飾り付けするのは思っている以上に労力が必要です。
親御さんが高齢になればなおさらで、子どもが小学校を卒業するくらいの年齢に達したら処分をする人が多く見受けられます。
五月人形を処分する年齢について特に決まりはありません。小学校に入学した7歳くらいに処分したという人もいれば、中学生になって子どもが興味を示さなくなったから処分したという人もいます。
「子どもが成長し、五月人形を飾る場所がなくなったから処分した」「一人暮らしで家を出たから処分した」ことも処分に踏み切った理由として挙げられています。

親が子どもの成長を見届けたと確信できた場合や五月人形を飾ったときの子どもの反応が、処分するかどうかの基準となりそうです。
以上のことから、五月人形は子どもと親の意思で処分する時期を決めて良いといえるでしょう。

処分方法①五月人形の処分を神社かお寺にお願いする

神社 お祈り

人形の供養やお焚き上げを行っている神社やお寺にお願いしましょう。

ぬいぐるみや人形などはお焚き上げしてもらうことで宿った魂がぬいぐるみから抜け、安らかな眠りにつけると考えられています。
しかし、人の形をしたお人形はお焚き上げをする前に、必ず読経して人形に宿った魂を供養してあげなければいけません。
我が子に降りかかったであろうさまざまな災厄を一身に受け、大切に飾られて来た五月人形には特に深い魂が宿っていることでしょう。
大切な人が亡くなったときにお経を唱えてもらうと心が慰められるのと同じように、五月人形もお経を唱えていただくことで、宿った魂が安らかな眠りにつけるのです。

このようにお経を唱えてからお焚き上げをし、人形を処分してくれるお寺や神社が日本全国に存在します。
一年に一度日にちを決めて行われる人形供養祭のときに処分をお願いすることや宅配便などを利用して依頼することもできます。

あんしんお焚き上げ」は人形処分の実績が多く、安心して処分をお願いできる神社と提携しています。
サイズ毎に料金が一律で設定されており、全国各地から郵送で処分をお願いできます。

処分方法②五月人形を自分で処分する

近くに人形供養をしてくれるお寺や神社がない場合や郵送にかなりの費用がかかる場合は、自分で五月人形を処分するという方法もあります。
人形は燃えるごみとして出すことが可能なため、燃えるごみの日に処分することができます。
しかし前述した通り、人の形をした人形には魂が宿るといわれていますので、処分する前にはきちんとお清めをして供養することが大切です。

お清めするには、五月人形を袋に入れ、その中にお清めの塩を入れます。

使用する塩は盛り塩などで使うものが良く、にがり成分が取り除かれていない海水由来の塩を選んでください。食卓塩や食塩などの塩はにがり成分が取り除かれているうえに添加物も含まれているため、お清めの塩には適していないのです。そのため塩の産地として有名な兵庫県赤穂市や徳島県鳴門市、長崎県西海市などで作られた塩がおすすめです。
供養ではお清めの塩が漏れないよう、お人形を入れる袋は二重にして、ほかのごみは入れないようにします。
そして最低でも1日以上はそのままの状態で置いておくことで、五月人形に宿った魂が浄化されていきます。
その後は感謝の気持ちを込めて燃えるごみとして処分してください。

処分方法③五月人形を寄付する

五月人形 男の子

ごみとして出すのも、お焚き上げしてもらうのも気が進まないという場合は、五月人形を求めている施設などに寄付するのも方法の一つです。
福祉施設の中には子どもたちのために五月人形を譲り受けたいと考えているところがあり、保存状態が良く、まだまだ飾り続けることができる五月人形は福祉施設で大変喜んでもらえます。
また発展途上国を支援する団体が海外の子どもたちへ五月人形を贈るという支援も行っていますので、これらの方法を利用するのもおすすめです。

五月人形の寄付先の例:「国際社会支援推進会ワールドギフト

五月人形の処分方法まとめ

我が子の身代わりとなってくれた五月人形を処分するのは、人形に魂が宿るとされるだけに難しい面があるのは確かです。
できれば人形供養をしているお寺や神社にお願いするのが一番ですが、自分で心を込めてきちんと供養することもできます。
しまい込んだままにしておくよりは、供養してあげたいという気持ちを大事にし、自分ができる最良の形で処分するようにしましょう。

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