雛人形

雛人形の引き取りはどこにお願いできる?雛人形の処分方法をご紹介!

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子どものために購入した雛人形。当時はその存在に喜んでいた子どもも今ではすっかり大きくなって興味を示さなくなり、今では物置で大きなスペースを取っているだけという話はよくあります。こうなってしまうと困るのは処分する方法です。

物自体が大きいこともありますが、何より「人形」なので普通に捨ててしまってよいのか気になってしまう人も少なくないでしょう。

そこで本稿では、雛人形の処分方法を分かりやすくご紹介します。

雛人形を処分する5つの方法

大前提として、雛人形は捨ててしまっても問題はありません。その理由については後述するので、気になる方は記事の後半部分をご覧ください。

雛人形を処分する方法は、大きく分けて以下の5つです。

  • 人形供養を依頼する
  • 雛祭りイベントなどの寄付する
  • 業者に依頼する
  • 自治体で処分する
  • フリマやオークションサイトで売る

それぞれの詳細を解説します。

人形供養を依頼する

お寺や神社で人形供養を依頼する方法です。この方法は捨てるわけではなく、あくまでも供養する形で処分する方法です。そのため、人形に魂が宿っていると考える人にとっては最適な処分方法といえます。

人形供養は全国の寺社または「一般社団法人日本人形協会」などの供養代行サービスを提供しているところに依頼することが可能です。依頼してから供養するまでのおおよその流れとしては以下のようになります。

手順①

人形供養を依頼するところを選びます。

お近くの寺社または「一般社団法人日本人形協会」を選ぶことになります。

手順②

人形の梱包および配送を行います。

「日本人形協会」に依頼している場合は、申し込み後に送られてくる「人形差し出しキット」を使用します。

手順③

人形供養の奉納金を支払います。

寺社ごとに大きく料金体系が異なります。雛人形一式で1万円ポッキリのところもあれば、人形一体あたり1,000円といったシステムのところもあります。おおよそ相場としては6,000~10,000円と覚えておきましょう。

手順④

人形供養またはお焚き上げを行います。

各寺社で詳細な供養方法は異なりますが、人形供養を行います。具体的には人形から魂を抜き、ただの人形にしてから最後にお焚き上げ(火葬)を行う方法が一般的です。

手順⑤

人形供養が完了した報告を受けます。

寺社に依頼した場合は通常「供養証明書」が発行されます。「日本人形協会」に依頼した場合は、供養完了の報告がハガキで届きます。

雛祭りイベントなどに寄付する

各地で行われている雛祭りイベントの運営に問い合わせ、指定された方法で寄付することが可能です。

雛祭りイベントは全国各地で行われており、各イベントは運営に際しご家庭にある不要となった雛人形の寄付を募っていることが多いです。そういったイベントを自身で調べて、指定の方法で寄付する流れとなります。

寄付するには、原則事前の申し込みや電話予約が必要のところが多く、イベント直前は寄付を受け付けていないところもあります。イベントへの寄付を検討している場合は、早めに問い合わせすることをおすすめします。

業者に依頼する

人形の買取業者やリサイクル業者などに買取または引き取りを依頼する方法です。

この方法で処分する場合は廃棄前に供養を行うわけではないため、人形に魂が宿っていると考える人にはおすすめできません。

また、業者に依頼する場合は費用にも十分注意が必要です。個人で経営している業者がほとんどですので、相場からかけ離れた費用が必要になるケースもままあります。その幅は100~100,000円と非常に広く、出張引き取りなどのサービス品質にも大きく差があります。

そのため、業者に依頼する場合は、業者選びが非常に重要といえるでしょう。

自治体で処分する

一般ゴミまたは粗大ゴミとして自治体で処分する方法です。燃えるゴミか粗大ゴミか判別できない場合は、自治体のホームページなどを確認の上、自治体が定めた指定の方法で処分するようにしましょう。

この場合も業者に依頼するケース同様、人形に魂が宿っていると考えている人にはおすすめできません。特にそういったことを気にしない方は、この方法でも問題ないでしょう。

フリマやオークションサイトで売る

メルカリやYahoo!オークションなどのサービスを活用して売る方法です。

日本全国あわせると、毎年何万もの子どもが雛人形を楽しみにしています。そのため、雛人形を必要とする家庭も多く、フリマやオークションサイトで売れることも多々あります。

ただし、この方法は料金支払いや受け取りなどにトラブルが発生しやすいデメリットがあります。2020年現在ではそういったトラブルは数年前に比べて減少傾向ですが、完全になくなっているわけではありません。

この方法で雛人形を処分することを検討している方は、トラブルに巻き込まれないように十分に注意しましょう。

雛人形を処分する前にやっておくべきこと

雛人形の処分方法を紹介しましたが、処分する前にやっておいた方がよいことがあります。特に、縁起を気にする方や礼節を重んじる方はご一読ください。

処分前に一度飾る

思い出に残るという意味もありますが、飾り付けることで付属品等の確認ができるため、引き取り依頼に出す際の説明に役立ちます。

特にイベントの寄付やフリマまたはオークションサイトで第三者に譲ることを検討している場合、不足している部品があるとトラブルになりかねません。寄付や出品を行う前に必ず一度は組み立て、付属品に不備がないか確認しましょう。

綺麗にする

寄付したり人に譲ったりする場合はもちろんですが、捨てる場合でも感謝の意味も込めて汚れを落としてから処分するようにしましょう。

雛人形に関するよくある質問

「子どもが喜ぶからというシンプルな理由で雛人形を購入したけど、あまり雛人形の取り扱い方や意味を正しく理解していない」という人は少なくありません。そこで、雛人形に関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。是非参考にしてください。

Q.雛人形にはどんな意味がある?

A.「子どもの不幸を払って、健康を祈る」という意味が込められています。

雛人形は、平安時代の小さな女の子たちが遊ぶに使用していた「ひいな人形」が起源とされています。そして、いつしか紙の人形に女の子の名前を記入し、人形のからだをひと撫でした後に川へ流す「流し雛」が風習となりました。

この風習が「子どもの不幸を払って、健康を祈る」という目的で定着し、現在の雛人形や雛祭りに至っています。

Q.雛人形はいつまで飾るもの?

A.子どもが小学校を卒業するまでが目安です。

先述の通り、雛人形の役割は「子どもの不幸を払って、健康を祈る」ことです。そのため、精神的に自立し始める中学生以降は雛人形が不要になるでしょう。

Q.雛人形は普通に捨ててもいい?

A.縁起を気にしない人であれば、普通に捨ててしまって問題ありません。ただし、縁起を気にする方であればおすすめしません。

なぜなら、雛人形は厄を背負ういわばお守り的な役割を担うモノだからです。演技を気にする方は先述の通り、人形供養に出すことをおすすめします。

Q.雛人形は人に譲ってもいい?

A.先述の「雛人形は普通に捨ててもいい?」の回答と同様、縁起を気にしない人であれば問題ありません。しかし、譲った相手とトラブルが生じる可能性もあることを留意の上、判断するようにしましょう。

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