雛人形

東京都で雛人形供養ができる場所は?供養方法をわかりやすく解説!

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子どものために購入した雛人形。子どもの成長に伴って使われなくなってしまい、とうとう処分することを決めたという人もいるのではないでしょうか。しかし、雛人形には強い思い出があり、そのままゴミとして処分していいのか分からず、躊躇してしまう人も多いでしょう。

そこで本稿では、東京都で雛人形を供養しながら手放す方法をご紹介します。

雛人形を供養する方法

雛人形の供養にはどのような方法があるのでしょうか。ここでは全部で4つの方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

寺社に持ち込んで供養(お焚き上げ)する

まず一つ目は、人形供養を行っている寺社に供養したい雛人形を持ち込んで、供養の後にお焚き上げしてもらうという方法です。

寺社で行う供養は、持ち主の「感謝の気持ち」を伝えるだけではなく、物に宿った魂を抜き取り、「魂のこもった雛人形」を「ただの雛人形」に戻します。魂を抜いてしまうので、その後の焼いてしまっても問題がないという理屈です。

人形供養を行っている寺社は全国に存在しているので、ネットで「人形供養 東京」などと検索すれば自宅から近い寺社を探すことができるでしょう。

そういった寺社に持ち込みを行う場合、無連絡でお伺いするのは避けましょう。僧侶や神官がタイミング悪く寺社にいない場合がある上、供養する日まで保管できるスペースがないなどの理由で受け付けてもらえない可能性があります。持ち込む際は、必ず事前に持ち込みの連絡をするようにしましょう。

寺社に郵送して供養(お焚き上げ)する

二つ目は、寺社に雛人形を郵送して供養してもらう方法です。

基本的には先述の「持ち込み」と同じです。ただ、供養する雛人形の受け渡し方法が異なるだけです。全国から人形供養の郵送受付をしている寺社は多くありますが、少しだけ供養の方法が異なります。

供養方法は大きく分けて2種類で、郵送されたら随時供養とお焚き上げをする「個別供養型」と、郵送された人形を供養する日まで保管しておき一斉に供養する「合同供養型」があります。

どちらの場合も供養の質が変わることがありませんが、持ち主の気持ちとして納得できる供養方法を選択するようにしましょう。

なお、一般的な費用はみかん箱1つ程度の量で2,000~5,000円ほどです。寺社によって金額は大きく異なるため、事前の確認を怠らないようにしましょう。

人形供養代行サービスを利用する

三つ目は人形供養代行サービスを利用する方法です。

「人形供養」と調べると、人形供養を行っている寺社だけでなく、一般社団法人などが検索一覧に表示されます。そういったところ、例えば「日本人形協会」などで人形供養の代行をお願いするのも一つの方法です。

日本人形協会では、さまざまな人形の供養代行を受け付けており、もちろん雛人形も対応可能です。郵送した人形は、毎年10月頃に行われる東京大神宮での人形感謝祭で供養してもらえます。費用は専用の「人形差し出しキット」1箱で5,000円です。

自分で供養する

最後の四つ目は、自分で供養する方法です。

「供養のプロではない自分が正しく供養できるのか」と不安に思う方もいるでしょう。しかし、意外と簡単な手順で供養は十分に行うことが可能です。手順は、以下の通りです。

▼供養の手順
①「和紙」と「お清めの塩」と「供養する雛人形」を用意します。
②和紙の上に雛人形を置きます。
③感謝の念を込めながら、雛人形にお清めの塩を「左、右、左」の順に振りかけます。
④和紙で雛人形を包みます。
⑤供養完了です。

ここまでできれば、後は自治区指定のルールにしたがって、「燃えるゴミ」として処分するだけです。

東京都で雛人形の供養ができる場所

東京都にいながら雛人形の供養ができる場所は実はたくさんあります。今回はその中でも特に有名な7つをご紹介します。

一般社団法人 日本人形協会

先述しましたが、全国から人形供養を受け付けている日本人形協会であれば、東京都にいながらも雛人形の供養が可能です。

申込みはWebまたは電話から受付可能となっており、申込み後に郵送される「人形差し出しキット」に供養したい雛人形を入れて返送するだけで供養および供養完了報告通知を行ってもらえます。

なお、「人形差し出しキット」一つあたり5,000円なので、大きな雛人形を供養する場合は10,000円、15,000円と費用が高くなる可能性があります。注意しましょう。

寛永寺・清水観音堂(台東区上野)

京都の清水寺のような作りの清水観音堂は、「安産祈願」「子授かり」などの祈願を行った人々が、祈願成就のお礼として子どもの形をした人形をお礼としてお供えし始めたことがキッカケで、人形供養を行うようになりました。

毎年9~10月頃に行われる「人形供養大法要」では、僧侶が読経し持ち寄られた人形をお焚き上げしています。こちらのお寺で供養を希望される方は、ホームページからお問い合わせください。

本寿院(大田区)

東京都大田区にある本寿院では、持込と郵送による人形供養を受け付けています。

本寿院では、「人形供養の予約が不要」となっており、郵送する際も持ち込みする際も電話などの連絡を行う必要がありません。人形供養申込用紙の送付と費用の支払いをもって、供養の受付が完了します。

費用は「お気持ち」となっておりますが、みかん箱1つあたり5,000円が相場とのことです。

明治神宮(渋谷区)

東京都で最も有名といっても過言ではない「明治神宮」でも人形供養を行っています。

毎年9月中旬から10月頃の間で「人形感謝祭」を行っています。祈願料は「ひとかえ」あたり3,000円となっており、それを超えた分には「ふたかえ」となり6,000円になります。人形の持ち込みのみ受け付けており、人形感謝祭当日は9:00~15:00の間で受付が行われます。

田無神社(西東京市)

田無神社では毎年8月初旬頃に「人形感謝祭」を行っています。

人形感謝祭1週間ほど前から人形供養の受付を行っており、みかん箱(70cm×45cm×45cm)に収まる量で5,000円の初穂料が必要です。当日の受付も行っているため、事前受付ができなくても心配する必要はありません。

雛人形は受け継いでいいもの?

雛人形は家族や親戚・友人間で受け継いでいいものか、気になる人もいるでしょう。結論からお伝えすると、受け継いでも大丈夫です。

雛人形の起源は、今よりも医療が発達していなかった時代に親が子の健康や安全を祈るためヒトカタを作ったことから始まります。そのヒトカタに自分の名前や病名を書いて川に流し、同時に厄を流すという「流し雛」が習慣化されました。

こういった背景から、一昔前までは「厄を流すための人形は受け継いではいけない」と考えられていました。しかし、2人の子どものために別々の雛人形を用意することは簡単ではないという理由から、「1家族につき1つの雛人形」という流れが強くなっています。

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