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こけしを供養する方法は?人形供養の出し方や処分方法を解説!

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昔から多くの家庭で愛され続けているこけし。今もなお、ドラえもんのキャラクターこけしなど新しいこけしが作られており、その人気はとどまることはなく「こけし女子」と呼ばれるコレクターが存在するほどです。

当たり前のことですが、そんなこけしにも欠けたりひびが入ったりして処分を余儀なくされることがあります。そうなった際、どのように処分すればいいのか困ってしまう人もいるのではないでしょうか。

そこで本稿では、こけしの処分方法を6つご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

こけしを処分(供養)する6つの方法

こけしを普段処分することがある人は少ないため、「どのように処分していいか分からない」とお悩みでしょう。こけしを処分する方法は全部で6つあります。一つずつ詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

こけし供養祭で供養する

宮城県大崎市の鳴子温泉神社で毎年行われている「こけし供養祭」で供養してもらう方法です。「こけし供養祭」は毎年8月の最終週末に開催されており、鳴子踊りやこけしの審査講評などが行われています。(※第66回こけし供養祭は、新型コロナウイルスの影響で延期となりました。)

こけし供養を希望する人のために、全国からこけしの郵送および当日の持ち込みを受け付けています。費用は郵送料のみで、その他に別途必要な費用はありません。

ただし、こけし以外の人形や玩具を一緒に郵送してしまうと、着払いで返送されることになります。十分に注意してください。

寺社の人形供養(お焚き上げ)に出す

全国から人形供養の依頼を受け付けている寺社に持ち込んだり、郵送したりして供養してもらう方法です。

例えば島根県出雲市にある高野山真言宗 倉留寺の場合、こけし含む多種多様な人形供養を全国から受け付けています。

▼高野山真言宗 倉留寺で供養できる人形一覧
・ぬいぐるみ
・こいのぼり
・日本人形
・雛人形
・武者人形
・フランス人形
・だるま
・五月人形
・こけし

供養にかかる費用は、封筒・小箱サイズで1,000円/個、みかん1箱分で2,000円です。特別想いの強い人形に関しては「特別供養」という形で1ヶ月間供養し続けることもできるので、ご自身のご都合にあわせた供養方法をお問い合わせください。

なお、あくまでもこれは倉留寺の例であり、他の寺社ではそれぞれ異なる価格設定をしています。依頼する前に事前に費用の確認を行うようにしましょう。

一般社団法人日本人形協会に出す

一般社団法人日本人形協会から提供されている「人形供養(感謝)代行サービス」を活用する方法です。

日本人形協会で取り扱っている人形の種類は以下のものです。

・雛人形
・五月人形
・兜
・抱き人形
・舞踏人形
・フランス人形
・博多人形
・ぬいぐるみ
・こけし
・天神さま
・鯉のぼり など

上記以外には基本的には受け付けていません。取り扱い可能な人形かどうか分からない場合は、ホームページに記載の電話番号からお問い合わせしましょう。

日本人形協会にて、人形感謝(代行)サービスに申し込みを行うと以下のような流れになります。

①申し込み
②お人形差し出しキットが自宅に届く
③供養対象の人形を②に梱包し、郵送する
④料金の支払い
⑤人形感謝際(毎年10月に開催)
⑥供養完了のお知らせが自宅に届く

なお、費用はみかん箱1つにつき5,000円が必要です。

不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者に引き取ってもらう方法です。

基本的には、使用感があったり多少の汚れがあっても引き取ってくれますが、割れたりひびが入ったりしているこけしの場合は引き取ってもらえない場合があります。したがって、事前に状態の報告を行い、引き取ってもらえるか確認するようにしましょう。

友人や知人に譲る

友人や知人に譲る方法です。

こけしは一般的に広く知られていますが、コレクションするほどの愛好家は少ないと思っていませんか?

実は最近は「こけし女子」と呼ばれるようなこけしコレクターたちが増えてきているので、もしかすると貴方の友人・知人の中にもそういったこけし好きがいるかもしれません。

売るのも供養して処分するのも何かもったいないと感じるのであれば、仲の良い友人や会社の同僚などに必要かどうか聞いてみてはいかがでしょうか。

フリマサイトやオークションサイトで売却する

Yahoo!オークションやメルカリなど、フリマ・オークションサイトと呼ばれるところで不要になったこけしを出品し売却する方法です。

フリマサイトやオークションサイトを利用すれば、こけしの相場感を知ることができる上、他の人がどのように出品しているかみることができるので、参考にすることができます。

顔が見えない知らない人が相手とは言え、相手も心の通った人間です。最低限のマナーはもちろんですが、配慮溢れる対応に努めましょう。

こけしや人形を簡単に捨てられない理由

こけしをはじめとする人形はなかなか捨てられないものです。どういった理由で捨てられないと感じている人が多いのでしょうか。よくある理由をまとめてみました。

人形はありのままの自分を受け入れてくれるから

人の世界で生きていく上でストレスは付き物です。人は他の人と”まったく同じ”ということは100%ありえないので仕方ありません。しかし、その違いを受け入れてくれる人がいなければストレスばかりが溜まります。

こうした際、物言わぬ人形は人間の感情の矛先として向かいやすく、持ち主も人形に対して感謝の気持ちを覚えるようになります。そうすると情が湧き、簡単に捨てられなくなるのです。

バチが当たりそうで怖いから

ホラー映画やドラマなどで、心理的不安を煽る描写として人形が使われることが多いため、「人形を粗末に扱うとバチが当たる」と考える人は少なくありません。

特に日本では「付喪神」など、物に魂が宿るという考えが浸透しているためそういった考えに至りやすく、簡単に人形を捨てられなくなりやすいです。

送り主に申し訳ないから

人形はよく人から人へプレゼントされるものです。プレゼントされたものは誰でもありがたみを感じるため、「貰い物は捨てられない」と考える人が多いです。

こけしを処分する際の注意点

こけしを処分する際の注意点をまとめました。よく勘違いされるポイントなので、ぜひ一度確認してください。

供養に大切なのは「感謝の気持ち」

どんなものでも、処分や供養する際に最も大切なのは「感謝の気持ち」です。

よく「供養はプロに任せなければならない」と考える方がいますが、最も大事なのは持ち主の気持ちといわれています。

もちろん形式を重んじることは重要ですが、どうしても寺社での供養が難しい場合は、ご自分で半紙に包んだり、清めの塩をかけるなどして感謝の気持ちを込めて処分すれば何も問題はありません。

人形供養やお焚き上げは年1回しか行わない寺社もある

いつでも供養を受け付けている寺社と、そうではなく年数回の定められた日にのみ受け付ける寺社があります。

郵送はいつでも受け付けているかもしれませんが、供養の実施日は半年先のことも大いにありえます。ご自身が供養を依頼した寺社がいつ供養を実施するのかはあらかじめ確認しておくようにしましょう。

そうしなければ、「供養依頼したのに全然供養完了の通知がこない。いつ供養してくれるのかな?」と不安に感じてしまうことでしょう。十分に注意してください。

費用を事前に確認する

先述の通り、みかん箱1つあたり2,000〜5,000円が相場です。同じ量でも3,000円前後の差があるので、供養を依頼する場合は事前に費用を確認するようにしましょう。

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