お守り供養・処分

古いお守りを処分する方法は?お守りの有効期限や処分時の注意点を解説!

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私たち日本人にとって、お守りは非常に身近な存在です。初詣や受験前、出産前などにお守りを授かったことがある人は多いでしょう。しかし、お守りは神聖なものであるため、どのように処分してよいのか分からず、古いお守りが自宅にどんどん溜まり困っているという人も少なくありません。

そこで本稿では、お守りの処分方法や処分するタイミングなどを詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

お守りを処分すべきタイミングとは?

みなさんはお守りを処分するタイミングは、いつが適切かご存知でしょうか。授かることに意識が向かうばかりで、役目を終えたお守りの取り扱い方まで気を回せる方はなかなかいないでしょう。この機会にぜひ覚えておいてください。

お守りを購入してから1年後

お守りは、原則的に購入(授かった)後1年で役目を終えるとされています。それ以降はご利益を期待することができません。

したがって、初詣の際に購入したお守りは翌年の初詣で、3月に購入したお守りは翌年の3月に処分することが一般的です。

ただし、例外的に購入してから一生涯ご利益があるとされるお守りも存在しています。その場合は、当然1年後に処分する必要はありません。今所持しているお守りがどういったお守りなのか、きちんと把握してから処分するようにしましょう。

お守りの有効期限内に祈願成就した時

合格祈願や安産祈願など、お守り購入後1年経たずに祈願成就を果たした場合は、そのタイミングで処分するのが適切といわれています。

例えば、1月の初詣で合格祈願のお守りを購入し、同年3月に合格が分かった場合などがこのケースに該当します。

必ず処分しなければいけない決まりはない

先述の通り、処分する適切なタイミングはあるとされていますが、思い出のお守りなど記念に取っておきたいものは無理に処分する必要はありません。

その場合は、お守りを購入した寺社に「お礼」としてお賽銭を入れるとなお良いとされています。時間に都合をつけてお参りに行くようにしましょう。

お守りを処分する5つの方法

お守りを処分するといってもどのように処分すればよいのでしょうか。お守りは神聖なものですから、礼節やしきたりなどが存在しそうですよね。しっかりと確認しておきましょう。

購入した寺や神社に返納(お焚き上げ)する

お守りを購入した寺社に返納し、お焚き上げしてもらう方法です。

お焚き上げとは、お守りなどの物に宿った” 魂 ”を抜いてから焼き上げる儀式のことです。お守りを購入した寺社に返納する場合は、無料またはお賽銭を入れることで対応してくれるところが多い傾向です。

ただし、寺社によっては返納するお守りが複数ある場合2,000~3,000円、1つあたり200~300円を頂戴しているところもあるようです。

返納先の寺社がどのような仕組みで返納を受け付けているか、ホームページや電話などで事前に確認しておきましょう。

遠方の寺や神社に返納(お焚き上げ)する

お守りを遠方の寺社に郵送し、返納およびお焚き上げをしてもらう方法です。

引っ越しなどの理由でお守りを購入した寺社に直接返納することが難しくなってしまった場合はこの方法がおすすめです。

お守りを購入した寺社が郵送による返納を受け付けていない場合は、同じ宗派の寺やどこの寺社のお守りでも郵送による返納を受け付けている寺社に依頼しましょう。

この場合も、各寺社で返納にかかる費用や手順が異なります。事前にホームページや電話で確認することをおすすめします。

どんど焼きに出す

お正月に行われるどんど焼きに出す方法です。

どんど焼きとは、正月飾りや書き初めを集めて神社の境内や田んぼなどで焼く行事のことです。各地で呼び名が異なり、九州では鬼火焚き、関西ではとんど焼き、近畿・北陸では左義長、東北ではどんと焼きなどと呼ばれています。1月8日〜15日頃に行われることが多いです。

この場合、お焚き上げとは異なり供養は自分で行う必要があります。もし、お守りに対して感謝の気持ちを伝えた上で処分したいのであれば、後述する方法でご自身で供養を行ってからどんど焼きに出すようにしましょう。

また、どんど焼きに出す場合、ダイオキシンなどの有毒ガス対策として、お守りに付属しているビニールやプラスチックは取り外しておきましょう。

自宅で焼却処分する

ご自身で適切な手順を踏んで、焼却処分する方法です。

適切な手順とは、以下の通りです。

①お守りを紙に包む
②焼却可能な場所で燃やす

ご自身で供養する場合、お守りを包めるくらいの大きさの白い紙を広げ、その上にお守りを乗せ、感謝の念をこめながら塩を振りかけます。そのあと、白い紙でお守りを包みましょう。

紙に包み終えたら、お守りを燃やせる場所を探します。自宅の庭やベランダでBBQをして近所迷惑になった経験のない方はその場所で燃やすことができます。

逆に、近所迷惑になりそうな場合は燃やす事ができません。花火ができる河川敷などまで出向いてから焼却するようにしましょう。

供養とは感謝の気持ちを伝えることです。したがって、焼却する際は火に入れながら感謝の気持ちを念じましょう。

一般ゴミとして処分する

ご自身で適切な手順を踏んで、家庭用のゴミとして処分する方法です。

ご自身で焼却する場合と同様に、お守りを他のゴミと一緒にならないように紙に包んで自治区のルールに従って一般ゴミとして処分しましょう。

どんど焼きで処分する時と同様に、可燃物と不可燃物を分けるなどお守りの装飾を取り分ける必要がある場合がほとんどです。注意しましょう。

また、紙に包む際、感謝の念をこめて塩をふりかけるようにしましょう。祈願した内容が成就しなかったとしても、お守りがご利益を与えてくださったことは間違いありません。ご自宅で処分する場合も必ず感謝の気持ちを示しましょう。

お守りを処分する際の注意点

お守りを処分する場合、よく間違いやすいポイントがあります。これからお守りを処分する人はチェックしてください。

寺には寺のお守り、神社には神社のお守りを返納する

一言に「お守り」といっても、お寺から授かったお守りと神社から授かったお守りは別々の物と考えなければなりません。

お寺は仏教の教えを、神社は神道を守っています。また、各寺社では宗派や神道の解釈がそれぞれ異なるため、お守り一つとっても取り扱い方が大きく異なります。

神社はお寺のお守りでも返納を受け入れてくれるところが大半ですが、一方で寺は神社のお守りや他宗派のお守りを取り扱うことはほぼありません。

したがって、寺で授かったお守りは同じ宗派の寺へ、神社で授かったお守りは神社へ返納するように心がけましょう。

神社ごとのしきたりに従う

神道は日本独特の宗派であり、神道全体で統一されたしきたりというものは存在しません。そのため、各神社でそれぞれの解釈やルール・しきたりが生まれています。

お守りを返納する際は、各神社のしきたりを神主さんから伺うなどしてしっかりと従うようにしましょう。

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