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神社のお札を処分する方法は?自宅処分OK?寺社や業者に依頼する方法も解説!

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何やら呪文のような文字が所狭しと並ぶお札。ご利益のある代物であるため、無作法に処分するとバチが当たりそうで怖いと思う人は少なくありません。このページにたどり着いたあなたも、きっとお寺や神社から授かったお札の処分方法にお困りのことでしょう。

そこで本稿では、神社のお札を適切に処分する方法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

神社や寺から授かったお札を処分する方法

既に不要になってしまったお札の処分方法を解説します。寺社に返納したり業者に依頼したりする以外にも、自宅で処分する方法もあります。

しきたりや宗教の教えなどに強いこだわりがない場合は自宅、自分で処分するとバチが当たりそうで怖いと感じる方は寺社に返納するようにしましょう。

寺社に返納する

お札を授かった寺社に返納する方法です。

一般的には、寺社に返納したお札はお焚き上げという儀式を通して処分されます。お焚き上げとは、お札やお守りなどの物から” 魂 “を抜いて供養し、焼き上げる儀式のことです。

返納にかかる費用は無料のところもあれば、一つあたり100~300円のところがあります。正確な値段を知りたい方は、寺社のホームページや電話で確認するようにしましょう。

燃えるゴミに出す

一般の家庭ゴミとして自治区のルールに従い、燃えるゴミとして処分する方法です。

多くの自治体では「お札」のゴミ区分が明示されていません。しかし、木製であり大きさも50cm以下の場合がほとんどのため、「燃えるゴミ」として処分することができると考えられます。

なお、ご自分で処分する場合は、以下の手順でお清めを行うことをおすすめします。お清めは神道における作法です。そういった考えを守り、お札に対してできる限りの感謝(供養)を伝えたい方は以下を参考にしてください。

▼自分でお清めをする方法
① お札を包める大きさの紙を用意する
② ①の紙を広げて、お札をその上に置く
③ ひとつまみの塩を手にとり、「左・右・左」の順にふりかける
④ 紙でお札を包む

たったこれだけで大丈夫です。この際に使用する紙は和紙や書道半紙が理想ですが、新聞紙で代用しても問題ありません。

ここまで出来れば、あとは自治区が指定した燃えるゴミの日に、指定の袋に入れて、指定の場所に出すだけです。

自宅で焼却処分する

自宅の庭などのスペースで焼却処分する方法です。

自宅の庭やベランダで近所迷惑になる事なくバーベキューができる方は、そこで焼却処分をすることができます。

この場合、燃えるゴミに出す時と同様に、焼却する前にお清めをするようにしましょう。お清めが完了したら、焼却できる場所で火を付けます。この時、供養の一環として、感謝の気持ちをこめながら火を付けるとより良いとされています。

業者に処分してもらう

遺品整理業者に依頼する方法です。

お札の処分のためだけに遺品整理業者を利用するのではなく、遺品整理を業者に依頼するタイミングでお札の処分を同時に依頼するようにしましょう。この場合は、基本的に追加料金が発生せず無料で処分してもらえることがほとんどです。

また、遺品整理業者はお札の供養も実施した上で処分します。そのため、「供養していなくてバチがあたったらどうしよう」と不安になることもありません。

なお、遺品整理業者に依頼した場合の供養方法は「合同供養」と呼ばれるものです。この方法では、その名の通り他の方のお札と一緒に供養を行います。このように説明すると「供養の質が落ちるのではないか」と心配の声をいただくことが多いのですが、実際は個別供養と合同供養に質の差は一切ありません。

寺社に返納する際の注意点

お札の処分の仕方として、最もメジャーである「お札を授かった寺社に返納する」という方法ですが、いくつか返納の際に注意したいポイントがあります。スムーズに寺社に返納できるよう、事前にチェックしておきましょう。

お寺と神社は全くの別物

お寺と神社とでは大きな違いがあります。お寺で授かったお札はお寺に、神社で授かったお札は神社に返納するようにしましょう。

神社では、お寺のお札も供養してくれるところが多いのですが、お寺でそういったところは少数派です。もちろん、お寺でも神社のお札を取り扱ってくれるところもあるので、返納先として検討しているお寺のホームページや電話などで確認するようにしましょう。

同じ宗派のお寺に持ち込む

お札を授かったお寺に返納することが難しい場合は、同じ宗派のお寺に返納するようにしましょう。

仏教には以下のような宗派があり、それぞれがほぼ完全に独立しています。

・天台宗
・真言宗
・浄土宗
・浄土真宗
・禅宗
・日蓮宗
・日蓮正宗

お寺のホームページを見ると、大体上記のような宗派が寺名の横に記載されているので、返納先の宗派とお札を授かったお寺の宗派の両方を確認するようにしましょう。

別の宗派や宗教でも供養してくれることもある

寺社によっては、全く別の宗派・宗教で発行されたお札でも供養してくれます。返納しようとしている自社のホームページや電話で取り扱ってくれるか確認しましょう。

取り扱ってくれる寺社の場合、事前確認や受付が必要な場合がほとんどです。あらかじめ連絡するようにしましょう。

自宅で処分する際の注意点

自宅でお札を処分する場合は、いくつか特別な手順を挟みます。しかしその手順さえ守れば、バチも当たることなく処分することが可能です。

自宅が焼却できる環境か確認する

自宅で焼却処分する場合、近所迷惑にならないか、焼却しても危険性がないかを確認しましょう。

過去にバーベキューをして近所迷惑にならなかったり自治区から苦情がこなかったりしている場合は、その場所で焼却処分ができます。

もし、近所迷惑になりそうな場合はバーベキューや花火ができるような河川敷に行き、そこで焼却するようにしましょう。

特殊な燃やし方は必要ない

神道上、燃やし方に特別なルールは存在しません。危険や近所迷惑がないように燃やせばいいだけなので、我流で独特な燃やし方をして結果的に各方面に迷惑をかけないように注意しましょう。

業者に依頼する際の注意点

お札の処分を業者に依頼する場合は、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか。余分な費用を払ったり、不安が残ったりするような処分方法にならないよう、しっかりと確認しておきましょう。

遺品整理業者に依頼する

不用品回収業者ではなく、遺品整理業者に依頼するようにしましょう。

不用品回収業者に依頼した場合、お札を処分する際に必要な供養という手順が省かれます。お札に宿った魂を抜くこともなければ、感謝を伝えることもないため、あまり良い方法とは言えません。

一方、遺品整理業者にお札の処分を依頼すると、供養の上、処分してもらえるため、安心して任せることができます。

遺品整理とセットで依頼する

遺品整理とセットで依頼すれば追加費用なしで対応してもらえる場合がほとんどです。コストパフォーマンスの観点で、お札単体で依頼するのではなく遺品整理とセットで依頼することをおすすめします。

遺品整理は値段がピンキリ

一口に「遺品整理業者」といっても、サービス内容や料金はピンキリです。安ければ1Kで2万4千円、高ければ1Kで8万円ほどかかります。したがって、その費用でサービスとしてどこまでが含まれているのか必ず確認するようにしましょう。

今回の場合、「お札の処分およびその供養」がサービスとして含まれた値段かどうかを確認することをおすすめします。

遺品整理業者に任せても供養の質は落ちない

遺品整理業者に供養を依頼する場合、「合同供養」という形式になりますが、その供養の質は落ちません。したがって、バチが当たりやすいといったこともないので、不安に感じる必要はありません。

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